【日本各地のマンホール!】
今回は、静岡県の中で静岡市のマンホールを紹介いたします。
デザインの由来
静岡県の県庁所在地であり、政令指定都市でもある静岡市。駿河国の中心地として府中と呼ばれていましたが、明治新政府によって「府中は不忠につながる」ということで改名、駿府学問所の向山黄村によって「静岡」と名付けられました。
静岡市の蓋は、下水から消火栓、油槽に至るまで非常に多岐にわたっていて、一度で全部を探すのは難しいでしょう。今回載せた蓋も一部に過ぎません。また、静岡市はマンホールカードを発行していて、市民の公募によって選ばれた市花の「タチアオイ」と市章のSを組み合わしたデザインのマンホールが採用されています。
静岡市のマンホール配布場所と公式座標
静岡市上下水道局庁舎 下水道総務課
(静岡市葵区七間町15-1(6階) 電話 054-270-9203)
配布時間:8:30~17:15まで配布(土日、祝日、年末年始は1階守衛室にて配布)
公式座標:34°58'37.2"N 138°23'05.1"E
配布時間:8:30~17:15まで配布(土日、祝日、年末年始は1階守衛室にて配布)
http://jibusakon.jp/manhole/tokai-futa/shizuoka-futa/shizuoka
『市花であるタチアオイと中央に市章のSを配置したデザイン』
『上記の白色バージョン』
『徳川家康顕彰400年の限定消火栓、富士山、三保の松原、久能山東照宮と駿河湾をデザインしている』
『2007年に徳川家康の駿府大御所政治開始400年記念で設置された消火栓』
『静岡市の汚水蓋。東京市型の地紋の中央に「市」の文字を「下水」を文様化したマークが囲んでいて、下には「汚水」と書かれている』
『富士山、安倍川、登呂遺跡、「消火栓」の文字の前に旧静岡市水道局のマークを配したデザインの消火栓』
『旧静岡市水道局マーク、旧市の鳥ヒメアマツバメと纏をデザインした消火栓』
『サッカーをデザインしている仕切弁ハンドホール蓋』
『島倉の油槽蓋』
『静岡市上下水道局のキャラクター「しずみぃ」』
地域の城跡
駿府城
日本100名城に選定されている駿府城は、駿河の戦国大名・今川氏の館跡に徳川家康が城を普請したのが始まりです。その後、豊臣系大名の中村一氏が入りますが、豊臣家滅亡後は、家康の隠居所として天下普請が行われ、三重堀の輪郭式に石垣天端が約55m×48mの当時日本最大級の天守を備えた城郭でした。
現在は内堀と外堀の一部に石垣が残るのみですが、中堀より内側の本丸・二ノ丸跡は城跡公園として、また二ノ丸南東の巽櫓や東御門と続多聞櫓が復元されています。さらに、2016年より天守台の発掘調査が開始され、現在(2017年6月時点)では、発掘調査の様子や出土品を見学することが出来ます(※注1)。
注1:見学時間は16:30(最終受付16:00)まで
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『日本100名城』
『富士山もよく見える』
『2017年6月現在、天守台の発掘調査が続いている』
『天下普請、各地の大名による刻印も数多く見られる』
『矢穴』
『転用石や瓦なども展示されている』
『テレビ収録にて作家の伊東潤先生と女優の高島礼子さん』
駿府城の周辺地図
日本100名城。静岡県ベスト10。発見!ニッポン城めぐり登録。静岡の平城ベスト17。徳川家康が隠居城として築いた。
http://jibusakon.jp/manhole/tokai-futa/shizuoka-futa/shizuoka
公園駐車場は無いので、付近のコインパーキング利用が良いでしょう。
駿府町奉行所
駿府町奉行は江戸幕府が置いた遠国奉行の一つ。老中支配で駿河や伊豆の行政や裁判、久能山東照宮の警固を任務とした。定員は2名で横内組町奉行と大手町奉行の分担があり、役高千石の旗本職(江戸城中では芙蓉の間席。配下は与力8騎・同心60人・水主50人)。
奉行所跡には、現在も静岡市の行政を司る市役所があり、片隅に「静岡」の由来を書いた石碑と共に奉行所跡を示す標柱と説明板があります。
駿府町奉行所の周辺地図
『静岡市役所前に石碑がある』
『古地図入りの説明板』
江戸幕府の遠国奉行の1つ。
http://jibusakon.jp/manhole/tokai-futa/shizuoka-futa/shizuoka
付近に駐車スペースはありません。跡は現在も静岡市役所となっています。